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Hybrid OR

進歩した医療技術によって、血管疾患患者様の初期診療として手術が必要な際には手術室内に装備された高度な放射線造影技術を用いることにより難易度の高い手術を行なうことができるようになりました。

  • 外科医、放射線科医、循環器科医、看護師および放射線技師などから構成される集学的医療チームが機能的に働けるようスペースが広めに設計されています。
  • 最先端の手術器具が揃い、組織採取で特定の範囲の手術をする際にも役立つ、血管の大きさや位置を正確に映し出す高画質の血管造影装置が設置されています。手術台は放射線がどの方向からも照射できる設計になっており、様々な高さに調節が可能で、造影装置に合わせ自動で動くようになっています。
  • 麻酔吸入器具、医療ガスディスペンサー、電気ソケット、天井から吊るされた医療器具ラックおよび手術ライト、コントロール室と手術室間を見渡せる鉛ガラスが備え付けられています。
  • 空調システムにより空気中の汚れの粒子による汚染を軽減し、感染率を下げます。手術室の壁は強度の放射線保護材質を使用しており、壁の表面は微生物の癒着を抑え、術室内外での患者様および職員の安全を考慮した構造になっています。


ハイブリッド手術室にて処置を受けるメリット


1. 診断と治療を一度に行なうことにより、患者様のケアに要する時間を短縮することができ、より早く回復し日常生活に戻ることができます。出血量を抑えることができるので回復が早くなり、一般病棟または集中治療室にての入院期間が短くなります。
2. 従来の手術には適さないような複雑でリスクの高い疾患のある患者様の手術を集学的医療チームが同時に行なうことが可能です。
3. 小さな傷で済む必要最低限の手術、一般手術に伴い血管カテーテルの必要な場合、一般手術に伴う心臓バルーン術など経皮カテーテルを使用する場合

可能な手術

  • 臓器移植手術
  • 心臓血管・胸部疾患の手術
  • 血管系疾患の診断および手術
  • 婦人科・泌尿器科系の診断および腹腔鏡手術
  • スペシャリストのチームによる先端技術の器具・設備を用いた診断・手術および処置